大舞台で結果をだすために

前回に引き続き、ラグビーW杯(2015年)で日本チームを勝利に導いた荒木香織氏が番組で伝えた、心を鍛える10か条を見ていきたいと思います。



前回ご紹介した5つは次の通り。

1:家族・友人・同僚との有効な関係性を重視する
2:自分自身を理解する
3:現実的な目標を掲げ、大義を確認する
4:成果や良かったことを確認する
5:グレーゾーンを受け入れる

そして残りの5か条には、こんなことが挙げられていました。

6:大げさに反応することをやめる
7:とにかく前向きにアクションを起こす
8:人生を長い目で見る
9:楽観的に物事をとらえる練習をする
10:機転を利かせる

いかがでしょうか?

6の「大げさに反応」ですが、確かに 目の前のことに一喜一憂していると、結果を出すまでにエネルギーを消耗してしまいそうですね。私自身も反省しきりです (^^; 

7の「前向きにアクション」は、ここに「とにかく」とついているのが面白い。あれこれ分析したり批評批判に終始しないで、行動に移していくことが大事だと思います。

お見合いフラレタ(くみみくさん)
あれこれ考えて、自分では何かをしたつもり…

8はライフ・スパンの設定でしょうか。これもやはり目の前のことにいちいち反応していると、そもそもの目標を見失いがちに…長期的な展望を持つことの大切さですね。

9の「楽観的に」も簡単なようで難しい。
たとえば婚活なら、お相手の無口に「私が気が利かないから…」と勝手に悲観的に思い込んでしまいがちに…(もしかしたら、嬉しすぎて黙っていたのかもしれません!?)。

楽観的になることは、人に対する許容量が広がるということでもありそうです。

そしてラスト10か条目「機転を利かせる

解釈の幅が広い言葉ですが、これを「とっさの判断と行動」捉えれば、普段から取り組んでいることの、基礎的な積み上げがあればこそですね。そして場数を踏んでいれば「ここぞ!」という時に力を発揮しやすくなる。

いかがでしょうか?

MuddyFox
2015年のラグビーW杯の対南アフリカ戦勝利は大きなニュースになりました。


悪ければ落ち込まずに改善点を探る、良ければ自己肯定感を高めるといった、山登りのようなコツコツとした日々の積み重ね…TV番組「逆転人生」では、その結果としての、ラグビー日本チームの勝利を伝えていました。

心を鍛える10か条、読む人それぞれの人生にあてはめても、とても役に立ちそうです。



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