男性の平均初婚年齢という数字の罠

先日、無料コンサルでお話うかがった30才の男性の方、「ちょっと遅いかもしれませんが…」とのこと、その謙虚さでよいご縁に恵まれるのでは、と感じました。

30代なら遅くはないと考えがちな男性ですが … 実はそうでもないことを、以前ブログで書きました。



初婚男性の婚姻届け最多提出年齢は、27歳!

男性の初婚平均年齢が「31.1歳」と聞くとつい「30からでも大丈夫」と思えてしまいます。※1 

しかしもう一つの数字、結婚に至るまでの交際期間は、平均で約「4年」※2 そして初婚男性の婚姻件数が、最も多い年齢は「27歳」なんです。※3

こうしてみていくと、結婚に早めに動く人と・そうでない人との二極分化がみえてきます。


真剣に結婚を考える若い男性なら

昔からある 結婚相談所―響きは 昭和的ですが (^^; そこから「結婚できない人がいくのかな?」というイメージも抱かれがちです。

しかし結婚相談所は今や、コンピュータシステムによるデータ検索や、AIマッチングを採り入れる時代。なので実は若い人ほど、抵抗感が少ないというのも、現場での実感です。

SNS世代の20代は「まずはマッチングアプリを試してみました」という方も多い。

ファーストコンタクト - コピー

でもマッチングアプリは、お相手と直のやりとり。なので「連絡が来なくなった」「相手の気持ちがよくわからなくて」で自然消滅、ということもありがちです。

マリッジサロンの強みとは

このあたりのカバーは、やはりあわせて人を介するマリッジサロン(結婚相談所)が、アナログ的な強さを発揮するところ。

加えて、日本結婚相談所連盟(弊社加盟)の場合、20代では、男性より女性の登録人数が多いため、男性にはマッチングアプリより有利になります。※2021年1月現在

さらに、ご成婚会員で最も多い活動期間が6カ月~7カ月程度。交際から結婚までの約4年という平均を大幅に下回っています。※4

20代なら、合コンに婚活パーティにと、経験を積むことはもちろんお勧めです。でもより早く結婚に至りたいなら、ぜひ選択肢の一つとして考えて欲しい。

追加03:調査イメージ
パートナー探しという人生の大きな選択には、迷いや不安を話せる相手がいると心強い。

生活圏での出会いが難しい現在

70年代ぐらいまでの日本映画やドラマでは、周囲が「結婚の世話焼き」をするシーンを、よく目にしました。親戚縁者や職場の上司が「そろそろ身を固めないか?」と言ったり、兄が友人に「オレの妹どうだい?」だったり…そして現在。

兄弟姉妹の数も減って、職場で結婚ネタの言動は、パワハラ・セクハラの観点から慎むべきことになりました。

「環境」が変化して、身近な人が結婚を段どることが、格段に少なくなった現代。さらに男性ばかりの職場なら、自覚して自主的に動かないと、結婚のハードルは年々上がっていきます。

人生は長いようでいて短い…いずれは結婚するのなら、タイミングを逸することなくお相手探しをして欲しい、まさに老婆心からも、50代の私は、ますますこう思うこの頃です。

お兄さんさん

※1  2015年の厚生労働省統計から 
※2  2010~14年成婚カップル調査から
※3  2018年の厚生労働省の人口動態調査をもとに、天野 馨南子氏(ニッセイ基礎研究所 )の指摘。2020年12月7日東洋経済オンライン記事より
※4  IBJ成婚白書(2019年度成婚者6,984名の分析より)




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