改めて開催された東京の上映会
以前にご紹介した短編映画〈マリッジカウンセラー 結衣の決意〉2021年5月22日から、U-NEXTで配信中です。配信前の試写会は、コロナの影響でいったん中止の東京会場でしたが、6月27日に改めて開催されました。
「映像を大画面で見られるチャンス!」と喜んだ私、今回は(遅くなりましたが)中野ZEROでの上映会レポートです。
前回のブログでは映画の感想を書きました
上映会で語られた監督の想い
実はこの映画、当初は長編で制作されるはずでした。しかしコロナの状況が厳しさを増すなか、まずは短編が制作されたのです。
長編への導入となる今回の作品、短編としても密度ある人間ドラマがしっかり展開されていて、とても楽しめるものとなっています(脚本:松井香奈氏)
現代は、男女の出会いでは、マッチングアプリが全盛の時代。そんな時代に「人を介する」ということが、どのような意味あいを持つのか?― そのアナログ的な良さが、しみじみ・ほのぼのと表現されています。
当日の舞台挨拶で、前田直樹 (まえだなおき) 監督は、こう語られました。
この映画では
意識的に暗部を排して、
人間の素敵な面、
いいところだけを
描こうとしました。
だからでしょうか、映画の準主人公・湯浅まどかは、始めは「とんでもない!」と思える婚活会員です。ところが後半には、どんどん 健気でかわいく 見えてくるから不思議です。
「何事にも、いっしょ懸命に生きるのは、いいね」という監督のメッセージが伝わってきます。そして今回のテーマである〈マリッジカウンセラー〉については…
仲人とはなんだろうと思う時、
僕らから見ると、
マネージャーに
近いかなと思います。
監督業にも
通じるところがあります。
役者さんの(本人が気づいていない)
良いところ、輝くところを、
見つけて伝えて
プロデュースしていくという…
とてもうなずけるお話でした。かつて学芸員だった私には、作家とやりとりしながら展覧会を組み立てていく、その過程にも通じるものがありました。
ネットで情報を拾うのではない、人とのリアルな関わりの中でこそ、創造的な展開がされていきます。そして、そのつながりの発展の不思議さを「ご縁」というのだなと感じました。

中野ZEROの上映会。上映後のトークで、右が前田監督。中央に森累珠さん。
左に杉井孝光(すぎいたかひろ)氏、映画では婚活男性の役でした。
興味津々の制作裏話
そしてもちろん上映会では、撮影時のエピソードもたくさん語られました。
まずは、撮影期間は3日間、ほとんどのシーンが一発撮りということ。コロナ下にあって撮影にかける集中力に、感銘を受けました。
そして、映画のクライマックスシーン ― 湯浅まどかが、お見合い相手から言われた、ショッキングなひと言(ぜひ映画でご覧ください)。当初のシナリオにはなくて、演じる黒田大輔氏が、台本読み合せで「ポツっとつぶやいた」ひと言なんだそうです。
渦中のまどか本人には、そのひと言がかなり「悲劇」的でも、スクリーンを見ている私たちには、それがとても「喜劇」だったりします。
婚活は、お相手探しで、何かとリキみが入ってしまいがちなのですが … それはいっしょ懸命に生きているからこそです。一喜一憂し、リキんでしまう自分に泣けてくるし、笑えもする。
そしてそんな人生に寄り添い、共鳴するマリッジカウンセラーの姿が、よく浮かび上がっていました。
いっしょ懸命な人がいて、その人が「幸せになる瞬間に立ち会い」たくて、カウンセラーは伴走していくのです。

映画始まりのワンシーン。新米仲人を熱演されるのは松本若菜さん。
こぼれ話:エキストラには現役マリッジカウンセラー
この映画で前田監督は、実際のカウンセラーを各所で出演させています。実は、私もその中のひとり、 ラーメン店での撮影では、ワクワクする時間をいただきました(後ろ姿がちょこっと映っています (^^; )
その時の、まどか役の森累珠 (もりるいす)さん、現場に臨んで、ピリッと張りつめた面持ちでした。
そして上映会で再会した森累珠さんは、とても明るくて可愛らしい方 … その違いにさすがは女優!と感じ入りました。監督は、彼女が以前にご出演の映画〈15歳の総理大臣〉を見て「なんでもやってくれそう」と、その心意気にオファーをしたのだそうです。
期待高まる長編映画
スピンオフ短編映画〈マリッジカウンセラー 結衣の決意〉30分ほどでも見ごたえある内容です。10月には、いよいよ長編の撮影がスタートします。湯浅まどかは再び登場するのか?と、いろいろ期待をしている私です。
長編の設定はというと「パワハラセクハラ当たり前の “ザ・昭和のおじさん” 赤羽 」が主人公で(演じるのは 渡辺いっけい氏 )不動産会社からしぶしぶ、結婚相談所トワエモアに出向中、というもの。面白そうですね ♪
昭和から平成そして令和という、時代の流れの中での婚活事情、変わったことや変わらないこと― それを監督がどんなふうに描いてメッセージを伝えられるのか、次回作への期待が高まります。
本編をより深く味わうためにも、ぜひ導入作品であるこの短編〈マリッジカウンセラー 結衣の決意〉ご覧になることをおススメします。

これから公開の長編映画のご紹介 2021年10月から撮影開始です!
サンテマリアージュ辻堂も映画の製作協力パートナー
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コロナに負けるな!オンライン無料コンサル実施中
以前にご紹介した短編映画〈マリッジカウンセラー 結衣の決意〉2021年5月22日から、U-NEXTで配信中です。配信前の試写会は、コロナの影響でいったん中止の東京会場でしたが、6月27日に改めて開催されました。
「映像を大画面で見られるチャンス!」と喜んだ私、今回は(遅くなりましたが)中野ZEROでの上映会レポートです。
前回のブログでは映画の感想を書きました
上映会で語られた監督の想い
実はこの映画、当初は長編で制作されるはずでした。しかしコロナの状況が厳しさを増すなか、まずは短編が制作されたのです。
長編への導入となる今回の作品、短編としても密度ある人間ドラマがしっかり展開されていて、とても楽しめるものとなっています(脚本:松井香奈氏)
現代は、男女の出会いでは、マッチングアプリが全盛の時代。そんな時代に「人を介する」ということが、どのような意味あいを持つのか?― そのアナログ的な良さが、しみじみ・ほのぼのと表現されています。
当日の舞台挨拶で、前田直樹 (まえだなおき) 監督は、こう語られました。
この映画では
意識的に暗部を排して、
人間の素敵な面、
いいところだけを
描こうとしました。
だからでしょうか、映画の準主人公・湯浅まどかは、始めは「とんでもない!」と思える婚活会員です。ところが後半には、どんどん 健気でかわいく 見えてくるから不思議です。
「何事にも、いっしょ懸命に生きるのは、いいね」という監督のメッセージが伝わってきます。そして今回のテーマである〈マリッジカウンセラー〉については…
仲人とはなんだろうと思う時、
僕らから見ると、
マネージャーに
近いかなと思います。
監督業にも
通じるところがあります。
役者さんの(本人が気づいていない)
良いところ、輝くところを、
見つけて伝えて
プロデュースしていくという…
とてもうなずけるお話でした。かつて学芸員だった私には、作家とやりとりしながら展覧会を組み立てていく、その過程にも通じるものがありました。
ネットで情報を拾うのではない、人とのリアルな関わりの中でこそ、創造的な展開がされていきます。そして、そのつながりの発展の不思議さを「ご縁」というのだなと感じました。

中野ZEROの上映会。上映後のトークで、右が前田監督。中央に森累珠さん。
左に杉井孝光(すぎいたかひろ)氏、映画では婚活男性の役でした。
興味津々の制作裏話
そしてもちろん上映会では、撮影時のエピソードもたくさん語られました。
まずは、撮影期間は3日間、ほとんどのシーンが一発撮りということ。コロナ下にあって撮影にかける集中力に、感銘を受けました。
そして、映画のクライマックスシーン ― 湯浅まどかが、お見合い相手から言われた、ショッキングなひと言(ぜひ映画でご覧ください)。当初のシナリオにはなくて、演じる黒田大輔氏が、台本読み合せで「ポツっとつぶやいた」ひと言なんだそうです。
渦中のまどか本人には、そのひと言がかなり「悲劇」的でも、スクリーンを見ている私たちには、それがとても「喜劇」だったりします。
婚活は、お相手探しで、何かとリキみが入ってしまいがちなのですが … それはいっしょ懸命に生きているからこそです。一喜一憂し、リキんでしまう自分に泣けてくるし、笑えもする。
そしてそんな人生に寄り添い、共鳴するマリッジカウンセラーの姿が、よく浮かび上がっていました。
いっしょ懸命な人がいて、その人が「幸せになる瞬間に立ち会い」たくて、カウンセラーは伴走していくのです。

映画始まりのワンシーン。新米仲人を熱演されるのは松本若菜さん。
こぼれ話:エキストラには現役マリッジカウンセラー
この映画で前田監督は、実際のカウンセラーを各所で出演させています。実は、私もその中のひとり、 ラーメン店での撮影では、ワクワクする時間をいただきました(後ろ姿がちょこっと映っています (^^; )
その時の、まどか役の森累珠 (もりるいす)さん、現場に臨んで、ピリッと張りつめた面持ちでした。
そして上映会で再会した森累珠さんは、とても明るくて可愛らしい方 … その違いにさすがは女優!と感じ入りました。監督は、彼女が以前にご出演の映画〈15歳の総理大臣〉を見て「なんでもやってくれそう」と、その心意気にオファーをしたのだそうです。
期待高まる長編映画
スピンオフ短編映画〈マリッジカウンセラー 結衣の決意〉30分ほどでも見ごたえある内容です。10月には、いよいよ長編の撮影がスタートします。湯浅まどかは再び登場するのか?と、いろいろ期待をしている私です。
長編の設定はというと「パワハラセクハラ当たり前の “ザ・昭和のおじさん” 赤羽 」が主人公で(演じるのは 渡辺いっけい氏 )不動産会社からしぶしぶ、結婚相談所トワエモアに出向中、というもの。面白そうですね ♪
昭和から平成そして令和という、時代の流れの中での婚活事情、変わったことや変わらないこと― それを監督がどんなふうに描いてメッセージを伝えられるのか、次回作への期待が高まります。
本編をより深く味わうためにも、ぜひ導入作品であるこの短編〈マリッジカウンセラー 結衣の決意〉ご覧になることをおススメします。

これから公開の長編映画のご紹介 2021年10月から撮影開始です!
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